
Q. 仰向けの姿勢以外に出産していいんですか?①
こんにちは!
助産師のかなこです☆
出産のときの姿勢ですが、もちろん、どんな姿勢で出産してもいいんです!!
えー!!どんな姿勢でもってどういうこと??仰向けじゃないの??好きな姿勢で。と言われてもよくわかんないんだけど。。
うんうん、そうですよね。テレビなどで見る出産のほとんどが、分娩台の上で仰向けで、「はい、いきんでー!」と産んでいますもんね。
そして、病院やクリニックのほとんどは、陣痛中は好きな姿勢でいてもいいけれど、いざ出産となったら仰向けになってください~。と言われるところがほとんどですよね。
仰向けの出産ですが、あの姿勢は、医療者側が介助しやすいように、そして、何かあった時の処置をしやすいように、戦後導入されたものなのです。それまでは、出産は9割が自宅出産でした。そして、分娩台というものがない中での出産でした。それが、戦後、アメリカの影響により分娩台が導入され、施設(病院やクリニック)での出産が主流になり、医療者優勢の仰向け出産が主流になっていったのです。
今では、フリースタイル分娩といって、ママたちが自分たちの好きな姿勢で陣痛中を過ごし、かつ好きな姿勢で産むことができる施設も少ないですがあります。
では、そもそもなんで仰向け以外でもいいよ~となっているのかお話ししていきますね。
色んなメリットある中で、ひとつは、フリースタイル出産を経験したママたちは、自分自身で分娩をコントロールでき、出産の満足度が高いからです。
妊娠して出産するとき、一番大事なのは、医療者側もママ側も共通して、母子ともに安全で健康であること。ですよね。それが大前提としてある中で、次に大事なのは、産む本人の満足度や自分で産んだ!産めた!という自信だと思います。
私は自分でこの子を産めたんだ!自分の力で産むことができたんだ!というママたちの自信は、この先何年も続く育児にも影響していくのだと思います。
明日はもう少し具体的にフリースタイル分娩についてお話していきますね☆
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