
Q. 助産院で産むって、こわいですか?
こんにちは!
助産師のかなこです☆
みなさん、3連休いかがお過ごしでしょうか?今週は、1学期が終わり、夏休みに入りますね。
突然ですが、助産院ってどんなところか知ってますか?どんなイメージがありますか?
もしかしたら知らない方も多く、安全でない場、自然派の人が使う場、怪しい場。なーんてイメージのある方もいらっしゃるかもしれないですよね。
イメージはなんであれ、助産院とは、出張専門と、施設併設の2種類があります。今回は、助産院で産む。というご質問なので、分娩施設のある助産院について書きますね。
まず助産院は、産科の病院やクリニックと同じで、妊婦健診や出産、産後の入院ができる場所です。
病院やクリニックと違うのは、大きくまとめると「リスクのない方が妊婦健診と経腟分娩できる施設」ということです。クリニックや病院の多くは、リスクがある方も受け入れれます。
もちろん、リスクの程度によって選べる病院は違いますが、ほとんどの病院やクリニックは緊急時に帝王切開ができます。
助産院は、もし緊急事態が起きたら提携している病院に搬送になります。
「えー!それならなんかあったら怖いから、助産院はやめよー」と思いがちですよね。
その考えもわかります。でも、見方を変えてみれば、助産院の助産師さんたちは、全ての責任が自分にかかっています。責任を負ってくれる医者はいないんです。
そして、搬送しなくてはならないタイミングをよくわかっています。搬送したり、異常にならないように、妊娠中からとても密に関わり、妊婦さんの身体をいろんな視点で見ることができます。
そして何より、医療設備が必要最低限しかないので、助産師はもちろん、妊婦さん自身も「自分で産まなきゃ!」という気持ちに火が付きます。
これが一番大事です。私たち医療者は何かあったら判断できるように、対処できるように万全に準備しています。そこに、妊婦さん自身の「私が産むぞ!」「私が自分で自分の体を整えるぞ!」という気持ちが加わり、初めて産む方にとっての満足のいく出産になるのです。
なので、助産院は、助産師との信頼関係を築け、妊婦さん自身が自ら主体的に妊娠生活を送ることができれば、決してこわい場所なんかではないです☆
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