
Q. 出生前診断、受けた方がいいですか?
こんにちは!
助産師のかなこです☆
最近テレビでも話題になっている出生前診断ですが、受けた方がいいの?どうなの?と迷うこともあるのではないでしょうか?
まず出生前診断は、お腹の中にいる赤ちゃんの一部の先天性疾患を発見する検査です。
そう、「一部」しかわからないんです。全ての先天性疾患がわかるわけではないんですね。
先天性疾患は、出生児の3-5%の確率であります。このうち羊水検査や絨毛検査でわかる染色体疾患は、出生児のたった1%なのです。
つまり、産まれてみないと分からない疾患などを持っている子もいるかもしれないのです。
ご質問にある、出生前診断を受けたほうがいいか。ですが、これは、冷たいのかもしれませんが、ご自身やご夫婦、家族でお話ししてもらうのが一番です。
産むのはあなた。育てるのもあなた。です。
そうはいっても、結論が出ないからこうやってご質問頂くのですよね!
一般的に、妊婦さんが35歳以上だと染色体異常の赤ちゃんが産まれる割合が高いと言われています。なので、妊婦さんの年齢や、上の子の状況、家族の状況、経済面、協力体制など、いろんなことを考慮して結論を出していく必要があります。
そして、何のために出生前診断をするのか。何となく。とか、周りがしているから。とかではなく、検査をした後、どうするの?まで、夫婦や家族で話し合ってもらいたいなと思います。
もし、検査で陽性だったらどうする?まで考え、話し合うことで、受けるか受けないかが決まるのではと思います。
そして、どんな結論であれ、しっかり話し合いをしたうえでの結論であれば、なんだっていいと思います。
第3者に話を聞いてもらいたい。そんなことがあれば、お近くの病院や助産院でもいいですし、いつでもじょさんしカフェonlineでお待ちしております☆
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