
Q. 授乳をしていると、骨密度が下がるって本当ですか?
こんにちは!
助産師のかなこです☆
骨密度。簡単に言うと、骨にどのくらいのミネラル(カルシウムやマグネシウムなど)があるかという単位面積あたりの骨量のことで、骨の強度を表しているものです。
妊娠中は、女性ホルモンや活性化ビタミンDが上昇し、骨密度も上がります。そして、妊娠中は、カルシウムの吸収が良くなります。
ところが、出産すると同時に、急激にエストロゲンが減少し、骨密度を増加させる働きが少なくなります。さらに、母乳をあげることでカルシウムが流出していきます。
授乳し始めた女性は、授乳開始時から離乳期までに、5-10%も骨密度が低下するのです。
産後の骨盤がグラグラな状態で育児が始まり、腰痛も出てくると思います。もし、この腰痛が改善せず、どんどん悪化していくようなら一度整形外科を受診してくださいね。
そして、妊娠する前から骨密度が低い、10-20代の方は、出産した場合の骨折のリスクがかなり高いのです。
授乳をやめてから1年くらいで骨密度は再び元に戻る。と言われているので、今から気をつけていくことで骨が強くなります。
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