
Q. 乳首が切れていたいです。それでも授乳は続けたほうがいいですか?
こんにちは!
助産師のかなこです☆
授乳中、乳首が切れる事、ありますよね。
思ってるよりも、赤ちゃんの吸う力って強いですよね。私も、助産師でしたが、第一子の時は「ひー!こんなに強く吸うのー!こんなもんなんですか?」と入院中、助産師さんに聞きました。。
そして、乳首が切れてしまうことも。。。
痛いですよね。激痛ですよね。授乳時間が愛しい時間ではなく、恐怖の時間になりますよね。
まず、乳首が切れる原因は、赤ちゃんの吸い方が浅い。からです!
アヒルのお口のように、上唇も下唇もぶるんとなっていれば、乳首の先っぽだけではなく、乳輪部をくわえて吸うので、そんなに痛くないのです。
でも、飲み方が浅いと、先っぽだけくわえていて、おっぱいを離すと乳首がペタンと潰れた感じになります。それが続くと、切れてしまうのですね。
切れないために、傷にならないために、まずは深く吸わせること。が大事になります。
そして、もし、傷ができていたい場合は、「ランシノー」や「馬油」など、乳首に塗っても大丈夫な保湿剤を塗り、次の授乳まではサランラップなどで保護します。
もし、深く吸うことを気をつけても、保湿で保護しても全然よくならない場合は、傷のあるおっぱい側を授乳一回分お休みするのもありです。
全く飲ませなくなると、分泌が悪くなってしまうので、授乳のたびに吸わせるのでなく、一回おきにあげてみるのもいいですね。そして、吸われなかった分を、搾乳をしておくこともあります。
一回置きにあげるのか、吸われなかった方は搾乳をした方がいいのか、それともしなくていいのか。などは、それぞれの母乳の分泌具合や、産後の日数、赤ちゃんの飲み方、などによります。なので、こうですよ、と一概には言えない部分が多くあります。
もし、深く吸わせるのを意識し、保湿しても保護しても改善しないくらい傷がある場合は、母乳外来や、近くの助産院に相談してみてくださいね☆
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