
Q. 無痛分娩を選んだのに、痛みがありました。
こんにちは!
助産師のかなこです☆
日本では全出産の約5%が無痛分娩。フランスでは80%と言われているので、かなり大きな差がありますね。
この無痛分娩ですが、ご存知の通り麻酔を使用し、陣痛の痛みを軽減させる方法です。
海外では、無痛分娩とは言わず、麻酔を使った分娩なので「麻酔分娩」と言われています。日本の場合、文字が「無痛」なので、痛みが全くないのかと思われがちですよね。
実際には、全く痛みを感じない方もいれば、子宮が収縮するので多少はその収縮を痛みとして感じる方もいます。
そして、麻酔の効き方が個人個人で違うように、無痛分娩の麻酔の効き方も個人差はあります。
全く痛みがないと思って無痛分娩を選んだのに、痛みがあったよ!とならないためにも、完全に痛みがなくなるわけではないことは知っておいた方がいいですね。
そして、陣痛そのものの感じ方も人それぞれ違いますし、陣痛の感じ方にはその時の精神状態も影響します。
無痛分娩を選ぶ、選ばないに限らず、出産や陣痛に対して恐怖心や不安が強かったり、何かほかに気になることがあったり、心配なことがあると、ちょっとした子宮の収縮も「痛み」として感じやすくなります。
「無痛」とはいっても、完全に痛みがゼロになるわけではないこと。その時の精神状態によっては「痛い」と感じることもあること。出産そのものは痛みがほとんどなくなるかもしれないけれど、麻酔をするときの痛みや、後陣痛の痛み、会陰が切れたり切開した痛みが産後あること。などは頭の隅にチラッといれておくといいですね☆
そして、もし出産や陣痛など不安に思うことや気になることがあれば、いつでも助産師や産科の先生に伝えてくださいね☆一緒にどうしていったらいいのか、考えていきましょう!
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